Agile Japan 2010
金、土の2日間行ってきました。
ファシグラと会議のWSが面白かったです。
Agile... は、好きなんですけど、比較対象としてのWater Fallを不必要に否定(?)している風潮に、若干危惧を抱いて見ています。
「Water Fallでやったプロジェクトが失敗した」
という事実があったにせよ、そこから必ずしも
「Water Fallでやったからプロジェクトが失敗した」
と結論付けられる訳ではありません。
失敗の原因の本質を理解しないままAgileに飛びついても、結果は大して良くはならないでしょう。ワークショップでご一緒になった方の一人が「今会社でやっているプロジェクトが滝なのでダメダメなんですよねぇ」と言っているのを聞いて、なんとなく心配になりました。時間があれば、掘り下げる質問をすることができたと思うのですが、時間が無かったので。。。
「お前はAgileではやらないのか?」と問われれば、多分やらないでしょうね。Agileのいくつかのプラクティスはガンガン使いますが。。。
「では、何でやるのか?」と問われれば、XDDPですね。作っては手直しを繰り返すAgileよりも、1パスで完成を目指すXDDPの方が圧倒的に無駄が少ないです。但し、プロジェクト初期に正しい要求を詳細かつ正確に仕様に表現する技術が要求されますので、その能力が無い場合はAgileの方が易しく見える筈です。
S社選考
応募中の会社3社。内S社の要求スペックに「物流系システム開発の経験」とあるのですが、私にはありません。ので、関連する書籍をAmazonで20冊ほどポチりました。野口氏の様に「1日で30冊読んで一気にその道のプロになる」とまでは行かないでしょうが、その方向を目指すことにしましょう。
- 作者: 野口吉昭
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
製図
暫く止まっていた某機器の開発を再開。
筐体と基板の追加工用のJIGの設計と、メカ屋さんやってます。製図の真似事は中学生ぐらいの頃からやってました。昔は紙と定規とシャープペンで、ドラフターに憧れたりしてましたが、今は当然ながら100% CADです。AR CADというフリーの2D CADを使ってますが、これだけのものがフリーで使えるというのはすごいです。
もしあの頃に今の設計環境が使えたら、もっといろいろ面白いもの作ってたような気がします。
中2ぐらいだったか、技術の夏休みの課題で、JR中央線の201系の1/150模型をケント紙から切り出して製作しました。「紙でできてます」と言っても誰も信じなかったという(笑)。